ポーランドの製薬会社がキチン分解酵素阻害剤のPh2を米国で始める

キチン分解酵素(キチナーゼ)の阻害剤に肥満を防ぐ効果があるかもしれないことを示唆する研究成果の発表を受けて、キチナーゼ阻害剤の開発について調べてみた。
そしたら東欧ポーランドのMolecure社がOATD-01という名称のキチナーゼ阻害剤を開発しており、米国FDAに第2相試験開始の許可を得たことを同社は今夏7月末に発表している。

同社が目指すのは肺サルコイドーシスの治療で、許可されたPh2試験の治療はまもなく今年4Qに始まる。

OATD-01はキチナーゼの1つ・CHIT1の阻害活性が高いらしいが、Molecure社のホームページの開発品一覧によるともう1つのキチナーゼAMCaseも標的とするらしい。

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かつてGalapagos社がOATD-01の開発にからんでいたが、去年前半の開発品の棚卸しで脱落し、その権利はすっかりMolecure社に返還されている。

First key steps in pipeline rebuild and strong commercial progress in H1
2022 / GlobeNewswire
www.globenewswire.com/news-release/2022/08/04/2492746/0/en/First-key-steps-in-pipeline-rebuild-and-strong-commercial-progress-in-H1-2022.html
The U.S. Food and Drug Administration Gives the Green Light to Molecure’s
Flagship Program – Phase II Clinical Testing of OATD-01 is Ready for Launch
/ GLOBE NEWSWIRE
www.globenewswire.com/news-release/2023/07/24/2709534/0/en/The-U-S-Food-and-Drug-Administration-Gives-the-Green-Light-to-Molecure-s-Flagship-Program-Phase-II-Clinical-Testing-of-OATD-01-is-Ready-fo…

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