CinFina Pharma社のGLP-1の類いではない肥満薬2つCIN-109とCIN-110のPh1試験で良さげな結果が得られています。
2022年9月に投与が始まったPh1試験で長く効くGDF-15の類いCIN-109週1回皮下注射は肥満の被験者の摂食量を多ければ50%減らし、体重は1-2か月で最大で3.7%低下しました。
長く効くPYY3-36の類いCIN-110の肥満患者相手のPh1試験は今年3月に投与が始まりました。CIN-110の1回きりの投与で食事量が最大28%減り、体重は多ければ1.8%低下しました。PYY3-36は腸が分泌するホルモンで、神経ペプチドY2受容体を活性化して食欲や摂食を減らす働きを担います。
CinFina社はCIN-109とCIN-110をJ&Jから2021年に手に入れました。
以下はCinFina Pharma社の開発品一覧(2024年11月5日時点)
CIN-209とCIN-210もCIN-109やCIN-110と同様にJ&Jからの貰い物です。
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