Marengo Therapeutics社のSTAR0602の模式図

上図のような構成のSTAR0602はT細胞受容体(TCR)のVβ6鎖とVβ10鎖に特異的な領域とIL-2が同居する抗体。Vβ6やVβ10を備えるT細胞を増やして活性化して抗腫瘍効果をもたらす。

A T cell receptor β chain–directed antibody fusion molecule activates and expands subsets of T cells to promote antitumor activity

STAR0602のPh1/2試験が今年の1月に始まり、その月の末には最初の投与に漕ぎ着けています。Marengo社によると抗PD1治療が歯が立たない固形癌患者へのSTAR0602単独投与の効果や安全性の検討を目的としています。

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