承認済みのCGRPやRAMP1の遮断薬が子宮内膜症に有効かもしれない

侵害受容器は侵害や傷害に反応して痛みを引き起こす体性感覚神経

Nociceptors are specialized peripheral somatosensory neurons that respond to noxious or injurious stimuli, leading to the sensation of pain

その侵害受容器が分泌する神経ペプチドCGRPがマクロファージのRAMP1に結合することで子宮内膜症の痛みや病変の拡大が促されることがマウス実験で示された。

Nociceptor-to-macrophage communication through CGRP/RAMP1 signaling drives endometriosis-associated pain and lesion growth in mice. Science Translational Medicine. 6 Nov 2024

であるならFDA承認済みのCGRPやRAMP1の遮断薬(fremanezumab、galcanezumab、rimegepant、ubrogepant)は子宮内膜症に効きそうであり、はたしてマウスでの検討でその効果を示した。

CGRP/RAMP1経路狙いの治療が子宮内膜症患者の助けになるかもしれないと著者は言っている

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