GLP-1やその類いの鎮痛作用を担うかもしれない配列

GLP-1から生じるペプチドの一つexendin 9-39がマウスの急な痛みと慢性痛の両方を緩和しうることが示された。さらに突き詰めたところ、exendin 9-39の一部のexendin 20-29がTRPV1に結合し、GLP-1受容体機能に手出しすることなく痛みを緩和すると判明

上図はTRPV1に結合するexendin 20-29やその他のGLP-1の類いのアミノ酸配列と構造を示したもので、オレンジの部分がTRPV1結合領域らしく、ゆえに痛みの抑制に寄与しているのかもしれない。構造はGoogleのAlphaFoldを使って導いた。

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