夜勤と関連するDNA損傷の修復を促すメラトニンの作用が被験者40人の無作為化試験で示唆されました。
8-OH-dG(8-OHdG)の尿中濃度の比較でメラトニンのDNA損傷修復促進作用が示唆されました。ただしプラセボとの比較のP値は0.05を超える0.06でした。
著者はその結果を”borderline statistically significant”と評しています。

尿中の8-OH-dGはDNA損傷修復能を反映し、濃度が高いほど修復が良好なことを示唆します
ところで、borderline statistically significantを検索したところ以下のような解説があった。
if the same sample size is used, a borderline statistically significant result is no more likely to be replicated than a coin-toss https://rss.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/1740-9713.01462
また、ほかでもないBMJの何らかの査読と思われる資料ではborderline statistically significantが不適切と明言されている。
“a borderline statistically significant p trend” is inappropriate and should be removed. https://www.bmj.com/sites/default/files/attachments/bmj-article/pre-pub-history/second-response-15.2.20.pdf
borderline statistically significantとか不適切な表現を使うことは科学の信頼を損なわせるのでやめたほうがいいと思う。BMJなどという権威ある雑誌ではなおのこと使うべきでない。
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