
赤血球生成を減らすホルモンのヘプシジン(hepcidin)と同様に鉄輸送体のフェロポーチンを阻害して真性多血症(PV)を治療する武田薬品(Takeda)の皮下注射薬Mimrylo(ミムリオ:rusfertide、ルスフェルチド)を米国FDAが承認しました。
PVは赤血球が過剰に作られてしまうことで生じる稀な血液疾患で、そのせいで血液が濃くなって血栓、脳卒中、心臓発作などの心血管の不調を生じやすくします。
Mimryloは体の鉄を調節するホルモンのヘプシジン(hepcidin)似た働きをする環状ペプチドです。ヘプシジンと同様に鉄輸送体のフェロポーチン(ferroportin)を阻害し、赤血球前駆細胞への鉄の供給を減らし、赤血球が過剰に作られないようにしていい塩梅に保たれるようにします。
Mimryloは19 mgの週1回投与で始め、様子をみて1週間あたり9.5 mg~108 mgの投与を続けます。54 mgまでは週1回投与し、54 mgを超える用量は数日をおいて2回に分けて投与します。

