昨春2025年4月にGSKがBoston Pharmaceuticalsから手に入れた長く効くFGF21の類いefimosfermin alfa(エフィモスフェルミン アルファ、BOS-580)月1回皮下注射で代謝失調関連脂肪肝炎(MASH)患者の肝線維症と脂肪性肝炎がより減ったPh2試験結果が論文報告されました。
試験には線維化段階F2かF3のMASH患者84人が参加し、24週時点でefimosfermin alfa投与群の45%が脂肪肝炎悪化なしでの線維症改善、68%が線維症悪化なしでの脂肪肝炎解消、39%が線維化改善と脂肪肝炎解消の両方を達成しました。プラセボ群のそれらの割合はそれぞれ21%、29%、18%でした。

28週時点でのefimosfermin alfa投与群の79%と50%が肝脂肪(hepatic fat fraction、HFF)のそれぞれ30%以上と50%以上の低下を達成しました。また、およそ3人に1人の32%の肝臓脂肪は正常化(HFFが5%以下)していました。

Clinicaltrials.govを検索したところefimosfermin alfaの2つのPh3試験ZENITH-1とZENITH-2が進行中です。ZENITH-1は線維化段階F2かF3が生検で判明しているMASH患者、ZENITH-2はより大まかな線維化段階F2かF3のMASH(Known or Suspected F2- or F3-stage MASH)患者が対象です。


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