農薬がなかった頃の稲

自家焙煎のコーヒー豆。いつかリベリカ種が主になるかも。

今日のせいみ屋の入荷は”農薬がなかった頃の稲の話”

かつて広く栽培されていたものの長い間およそ忘れられていたコーヒー種・リベリカ コーヒー(Coffea liberica、リベリカ種)を復活させる取り組みが始まっている。

それらいにしえのコーヒーは涼しい高地でなくても栽培可能で、地球温暖化が進んでも大丈夫そうであり、アフリカのウガンダの農家は立ち枯れ病やその他の病気になり難いリベリカ亜種エキセルサ(excelsa)の増産を始めてる。

このニュースを読んで少し前にみたNHKのドキュメンタリー「たんぼ物語 限界集落で究極の酒造りを!秋田鵜養」を思い出した。

番組では秋田県の酒造会社新政が無農薬の米で酒を作ることを目指し、それを実現させるまでの取り組みが紹介されている。

まず新政は秋田県の山間の集落・鵜養(うやしない)で無農薬で稲を育てて米を収穫することを始める。植えられたのはかつて農薬など使われていなかった頃に使われていた稲(名前は忘れてしまった)。なぜなら農薬がなかった頃に使われていただけに農薬がなくても丈夫に育つと考えられたから。

新政から鵜養に単身赴任して一からの取り組みを実行した杜氏の方の一途な努力もあって無農薬の米の収穫はやがて実現し、地域の人に振る舞われる。

その後集落の人も新政の取り組みに賛同するようになり、無農薬での米作りが鵜養では広まっている

家の実家も稲作をしており、農薬がなかった頃に作っていた稲の種類をつい最近聞いたら朝日米だそうだ。

近い将来うちの田んぼの一角を借りてその朝日米を収穫したいと思っている。

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