ModernaのインフルエンザmRNAワクチンmRNA-1010がGSKの不活化ワクチンFluarix Tetraとの比較第3相試験P303で目当ての効果を示しました。
4つのウイルス株への免疫反応のどれもFluarix Tetraを上回りました。mRNA-1010のPh3試験はP303に加えてあと2つ(P301とP302)あります。
Modernaは時を同じくしてその他の開発品の進捗を伝えています。呼吸器合胞体ウイルス(RSV)感染症予防ワクチンmRNA-1345の優先審査を求める米国FDAへの承認申請が完了しており、審査結果は来年2024年4月までに判明すると同社は見込んでいます。
サイトメガロウイルス(CMV)ワクチンmRNA-1647は第3相試験被験者組み入れが完了しました。冷蔵庫保管で大丈夫(refrigerator-stable)な新しい新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンmRNA-1283の第3相試験も被験者組み入れが完了しています。
Modernaは向こう5年間に多ければ15の新製品を発売し、最大で50ものmRNA開発品を臨床試験段階に進めるつもりです。
Expanding the field of mRNA medicine / Moderna
www.s29.q4cdn.com/435878511/files/doc_presentations/2023/09/2023-Moderna-R-D-Day-Final.pdf
Moderna Expands the Field of mRNA Medicine with Positive Clinical Results
Across Cancer, Rare Disease, and Infectious Disease / ACCESSWIRE
www.accesswire.com/viewarticle.aspx?id=783550
コメント