Rocheがこの7月に手を引いたUCB社のアルツハイマー病薬bepranemab(ベプラネマブ)のPh2a試験結果がスペインのマドリッドでの2024 Clinical Trials on Alzheimer’s Disease (CTAD) で先月末31日に発表されました。
UCBはRocheとの提携打ち切りを記した先月22日の知らせで”励みになる(encouraging)”結果が得られていると言っていました。
実際の結果はどうだったかというと認知機能検査Clinical Dementia Rating Scale Sum of Boxes (CDR-SB) 総得点の80週時点比較で残念ながらプラセボに勝りませんでした。
ただし、その他の解析で見栄えする結果が得られており、UCB社はbepranemabの今後をどうするかを検討しています。
bepranemabは抗タウ抗体です。UCBの以下のホームページではRocheと提携していると記されていますが、いまやRocheは手を切っています。
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